生まれた町から最初の贈り物

1992年にイギリスではじまったある運動が、ここ10年ほどで日本の社会にも広く浸透しつつあります。
子育てを社会全体でサポートするという目的で始まった運動であり、名前を「ブックスタート」と言います。
この世に誕生した赤ちゃんに社会が絵本を贈る運動なのですね。
日本では市町村単位で行われており、導入を決めた自治体の数は、2012年の3月時点で800を超えているそうです。
自分の住む町から生まれた初めての贈り物として絵本が届けられるなんて、とても素敵なことです。
具体的には、自治体に出生届が出された赤ちゃんに対して、絵本が贈られます。
生後1カ月検診などで渡される場合もありますし、市役所や保健センターなどに自分で取りに行く場合もあるようです。
絵本は、ブックスタートを推進している法人が、2年に一度専門家の意見を聞いて選んでいる約10冊の中から選ばれます。
どの本を渡すかは自治体が決める場合もありますし、数種類が用意されていて保護者が選べる場合もあるようです。
絵本と一緒に自治体で行われている子育て支援のパンフレットやスタイなどの贈り物が渡されることが多いようです。
お母さんなど身近な人に絵本を読んでもらう時間は、赤ちゃんの心を豊かに育ててくれます。
同時に、子育てに疲れてしまいがちなお母さんたちの心をいやしてくれる効果も期待できるのです。
ブックスタートで贈られる1冊の絵本は、たくさんの母と子に優しい時間をプレゼントしてくれることでしょう。
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